10月11日、オンラインゲームサプライヤーのZitro Digitalは、全コンテンツをペルーの運営事業者Betmaster.peで提供開始すると公式発表した。このサプライヤーの基盤は少し特殊で、ゲームの半分は実店舗の機械向けクラシックタイトルを改修したもの、もう半分はオンラインチャネル専用に作られたものだ。Betmaster.peはラテンアメリカで有力なオンライン運営プラットフォームであり、今回の提携はZitroのコンテンツにラテンアメリカへの新たな入口を一つ増やすことになる。
ペルーはZitroにとってラテンアメリカの最初の拠点ではない。この市場ではすでに数年にわたり展開しており、今回Betmaster.peと契約したことについて、公式の説明は「重要市場でより多くのプレイヤーにゲームを届ける」というものだ。プラットフォームを手がける側にとって、この案件でより注目すべきは契約行為そのものではなく、コンテンツ構成である。
Zitroが提供するラインナップには、定番シリーズとしてKing Fu Frog、Legendary Sword、Cash Totemsがあり、新作としてAncient Link Roma、River Gold Wealth Hudson、さらにクリスマスをテーマにしたCandy Cane Delightもある。Betmaster.peのマネージャーAleksei Tolstov氏は率直にこう述べている。クラシックタイトルは実績に裏打ちされ、新作には新鮮さがある。両方を揃えることでプレイヤーをつなぎとめられる、と。
プラットフォームソリューションを手がける場合、ゲームライブラリで最も避けたいのは同質化だ。誰もが同じ大手サプライヤーのコンテンツを採用すれば、プレイヤーは一目で「中身を差し替えただけ」と気づく。Zitroのような「実店舗の伝統にオンライン独自を加える」手法は、まさに差別化の部分を補うものだ。ゲーム製品のコンテンツライブラリを評価する際には、もう一言尋ねてみよう。どのコンテンツが他プラットフォームでは手に入らないのか、と。
さらに注目すべきは別の出来事だ。先週、Zitro DigitalはMaltaのB2Bライセンスを10年間更新した。ライセンス更新は形式的な手続きではない。規制当局は同社のコンプライアンス記録、技術構成、財務基盤を精査する。一度に10年更新できたということは、土台が安定している証拠だ。
ホワイトラベル型プラットフォームを選ぶチームは、コンテンツサプライヤーを選ぶ際にゲーム数だけを見てはいけない。ローカライズされたコンテンツが十分か、ライセンス更新年数が長いか。この二つの指標は、カタログに数百本多くゲームがあることよりはるかに現実的だ。プラットフォーム方案を評価する際には、コンテンツ供給の安定性も一緒に考慮に入れよう。コンテンツを導入した後、長期的に供給し続けられるかどうかは、公開時点で数を埋めることよりずっと重要だ。